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Concerts in Latvia

7月上旬、ラトヴィア共和国に行っておりました。5年に一度開催される「歌と踊りの祭典」とう大合唱大会があり、日本から参加した日本ラトビア音楽協会合唱団ガイスマが現地で行うコンサートにて、伴奏でご一緒させて頂きました。

リガの街では、広場や公園に大きな仮設舞台が設けられて、その他にも、何もない素のままの街角でも、祭典関連のイベントがあちこちで毎日行われていて、屋台もたくさん出ており、世界中から参加者や観光客が集まってとても賑わっていました。

私たちは、7月3日、午後に「ジンタルスのメロディー」という名前の老人ホーム、そして夜はリガ市内のVEF文化宮殿室内ホール、7月4日には聖アングリカン教会、の三カ所にて、日本語歌曲を披露してまいりました。現地の人々にとっては初めて耳にするものだったにもかかわらず、皆さん喜んで聴いて下さいました。また、日本ラトヴィア音楽協会が長年交流を続けている女声合唱団ジンタルスの皆さんが色々と細やかにお世話くださり、VEF文化宮殿のコンサートは彼等との合同で行われ、そのあと親睦会も開いて頂きました。

ラトヴィアにははじめて行きましたが、リガは瀟洒で上品な歴史ある街で、とても素敵でした。巨大都市の喧騒や混沌とは無縁の、ヨーロッパの地方都市の素朴な美しさに溢れていました。ラトヴィアは古くはドイツに、そして後はロシア、ソ連に支配を受け続けた歴史を持つ国とのこと。ラトヴィア語で合唱するというのは彼等にとって、自分たちのアイデンティティを守り伝え、民族の結束を高めるものとして、なくてはならない骨肉のような文化なのだということが、身に沁みて感じられました。

大会の参加には外国からの合唱団も招かれましたが、そのほとんどはラトヴィア人の移民たちだとのこと。彼等にとっては、故郷に里帰りする貴重な機会でもあるのでしょう。参加資格を得るにはたくさんの課題曲で厳しいオーディション審査があるそうですが、なみなみならぬ熱意で各合唱団の皆さん準備してこられるわけです。そんな中で、日本人で構成されるガイスマが、ラトヴィア語の歌を歌ってそれをパスして参加したというのは、すごい快挙ということですね!

私自身は予定の都合で、祭典のハイライトてあるクロージングコンサートの大合唱を見ることなくリガを出立してしまったのですが、何万人もの参加者が一堂に会し何時間も合唱する、迫力のイベントだったようです。

ガイスマの皆さん、大変お世話になりました。ご一緒できて、とても楽しかったです。素敵な思い出をありがとうございました。



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風呂本佳苗

Author:風呂本佳苗
日本とイギリスを拠点に演奏活動しているピアニスト。ヨーロッパ各国、アメリカ、中国、シンガポール、タイ等にもときどき出没。英国王立音楽院を卒業、同演奏専攻科修了、およびロンドン大学音楽修士課程修了。夫の某推理小説家と、白柴とゴールデンレトリーバー各一匹と同居。

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